スパイになりたい
こんにちは。舞鶴市のたなか内科クリニック、田中寛之です。
男性の大部分がそうでしょうが、子供の頃から探偵、怪盗、スパイを扱った小説、映画などが好きです。
アルセーヌ=ルパン、シャーロック=ホームズ、ジェームズ=ボンドの活躍には心をときめかせてきました。
自分の身ひとつで危機に立ち向かい、知力を尽くして任務を遂行する姿にあこがれます。
そしておそらくここがポイントなのですが、自分の美学に反することはしません。さらに何故か皆色気たっぷりです。
50歳になった今も、恥ずかしながら探偵、怪盗、スパイは好きです。
ただ、昔と違ってスーパーヒーロー的な人物には魅かれなくなりました。ミッションインポッシブルでトム=クルーズが演じるようなスパイはもってのほかです。笑
チャンドラーが描くフィリップ=マーロウ、モームが描くアシェンデンなど、人間臭い人物に魅力を感じます。
今読んでいるのは「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」。スパイ小説の名著です。
主人公のスマイリーは初老の男で、しかもなんだかもっさりしているのですが、それでも素晴らしく格好いいです。ため息が出ます。